二四節気七二候【春分|雷乃発声】

■二十四節気
春分 しゅんぶん
立春から始まる春の中間点
■日付
3/31~4/4頃
■七十二候
雷乃発声
らいすなわちこえをはっす
春の雷が鳴り始める
七十二候の一つ「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」は、
春分の頃に雷が鳴り始める時期を指します。
この時期、地面に落ちた椿の花が雨に濡れ、鮮やかさを増す情景が詩に詠まれています。
また、中国の古典『説文解字』では、龍が春分に天に昇り、秋分に淵に潜むとされ、
これは雷や雨の象徴とされています。
このように、春の雷は自然界の変化や生命の躍動を感じさせる現象として捉えられています。