二四節気七二候【穀雨|霜止出苗】




■二十四節気
穀雨 こくう
穀物を潤す雨が降る

■日付
4/25~29頃

■七十二候
霜止出苗
しもやんでなえいず
霜が収まり苗代の稲が育つ

「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」のころ

春も深まり、霜が降りなくなってくるこの時期、
田んぼでは稲の苗がすくすくと育ち始めます。
自然の中では、カエルが鳴きはじめたり、苗代苺(なわしろいちご)が
実をつけたりと、いよいよ初夏の気配が感じられる季節です。

昔の人は、そんな風景を「若苗色」などの美しい言葉で表してきました。
季節の移ろいに目を向けると、小さな変化の中に
豊かな時間が流れていることに気づかされますね。

店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)