おしらせ一覧
-
二四節気七二候【立夏|蚯蚓出】
■二十四節気
立夏 りっか
夏になる時
■日付
5/10~14頃
■七十二候
蚯蚓出
きゅういんいずる
ミミズが地上に這い出る
七十二候は「蚯蚓出(みみずいずる)」となり、
冬眠していたミミズが土から姿を現す頃となりました。
ミミズには目がありませんが、光を感じて暗がりへと進む性質から、
「目見えず」が「みみず」になったともいわれています。
ミミズが掘る土のトンネルは、空気や水の通り道となり、
植物の育ちを助けます。さらに、落ち葉などを食べて土に
栄養を与え、「自然の鍬(くわ)」とも呼ばれるほど。
アリストテレスは、そんなミミズを
「大地の腸」と表現したそうです。
店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【立夏|蛙始鳴】
■二十四節気
立夏 りっか
夏になる時
■日付
5/5~9頃
■七十二候
蛙始鳴
かえるはじめてなく
カエルが鳴き始める
この頃は、晴天の日が多く、
天候が安定していますので、
梅雨の前に畳替えや夏の準備をしておくのがよさそうです。
衣服だけでなく、寝具やカーテン、敷物などの
インテリアなども夏仕様の涼しげなものに
替えると気分もすっきりしておすすめです。
本格的な夏はまだ先で、気温もまださほど
高くありませんが、陽の光は一年の中で
最も強く、「光の夏」とも呼ばれます。
この光を受け、野山や草木の青葉はどんどん深みを増していきます。
店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【穀雨|牡丹華】
■二十四節気
穀雨 こくう
穀物を潤す雨が降る
■日付
4/30~5/4頃
■七十二候
牡丹華
ぼたんはなさく
牡丹の花が咲き始める
初めは薬草として中国から伝わった牡丹ですが、
平安時代には宮廷や寺院で観賞用として栽培され、
今では俳句のテーマ、絵画や着物のモチーフとしてもよく登場します。
牡丹は甘く上品な香りと、その格調高い姿から、
中国では国の代表花にもなっており、
「富貴草」「百花王」「花王」「花神」など、
褒め称える別名がたくさんあります。
この世のものとは思えないほどの美しさと
香りを意味する「天香国色」もまた、
牡丹の異名となっています。
牡丹の花は、20日ほど楽しめることから
「二十日草 (はつかぐさ)」の別名も。
ちなみに、牡丹の花言葉は、
その名にふさわしく「王者の風格」。
店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【穀雨|霜止出苗】
■二十四節気
穀雨 こくう
穀物を潤す雨が降る
■日付
4/25~29頃
■七十二候
霜止出苗
しもやんでなえいず
霜が収まり苗代の稲が育つ
「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」のころ
春も深まり、霜が降りなくなってくるこの時期、
田んぼでは稲の苗がすくすくと育ち始めます。
自然の中では、カエルが鳴きはじめたり、苗代苺(なわしろいちご)が
実をつけたりと、いよいよ初夏の気配が感じられる季節です。
昔の人は、そんな風景を「若苗色」などの美しい言葉で表してきました。
季節の移ろいに目を向けると、小さな変化の中に
豊かな時間が流れていることに気づかされますね。
店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【穀雨|葭始生】
■二十四節気
穀雨 こくう
穀物を潤す雨が降る
■日付
4/20~24頃
■七十二候
葭始生
よしはじめてしょうず
ヨシが芽吹き始める
🌱七十二候「葭始生(よしはじめてしょうず)」|水辺に芽吹く、春の香りと和菓子
静かな水辺に、葭の新芽がすっと顔を出す頃。
七十二候では「葭始生(よしはじめてしょうず)」と呼ばれ、春の生命の息吹をそっと感じられる時期です。
芽吹きの季節は、新しい出会いや始まりの合図。
そんな今にぴったりな、杵屋の春の和菓子はいかがでしょうか?
やわらかな甘さと上品な味わいが特徴の「千年杉」は、贈り物やお祝いにもぴったり。
春のご挨拶や、ご自身へのご褒美にぜひどうぞ。
📍店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【清明|虹始見】
■二十四節気
清明 せいめい
万物が清く明るく生き生きと見える
■日付
4/15〜19頃
■七十二候
虹始見
にじはじめてあらわる
鮮やかな虹が見え始める
春の雨があがり、ふと空を見上げると、うっすらと虹が。
季節がゆっくりと歩みを進め、空にもやさしい彩りが戻ってきました。
「虹始見」は、七十二候のひとつ。
今年初めて虹が現れるころ、という意味の美しい言葉です。
にじんだ光の帯が、まだ少し冷たい空気のなかに浮かぶように、
こころにもほのかなあたたかさが差しこみます。
春が来たのだと、そっと教えてくれるような瞬間。
そんな自然の移ろいに目を向けながら、日々をていねいに過ごしたくなります。
📍店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【清明|鴻雁北】
■二十四節気
清明 せいめい
万物が清く明るく生き生きと見える
■日付
4/10~14頃
■七十二候
鴻雁北
こうがんきたす
ガンが北へ渡去する
🌿七十二候「鴻雁北(こうがんきたす)」|春を見送る、旅立ちの和菓子
春の光に包まれて、空を北へ向かう雁たち。
七十二候では「鴻雁北(こうがんきたす)」といい、冬鳥たちが日本を離れ、北の大地へと旅立つ時季を表しています。
別れと旅立ち、そして新たな始まりが交差するこの季節。
杵屋の和菓子もまた、季節の節目に寄り添い、心を和らげるひとときをお届けします。
人気の和菓子「千年杉」は、姫路・書寫山圓教寺の千年杉にちなんだ逸品。
贈り物やお祝いに、大切な方への感謝の気持ちを込めていかがでしょうか。
📍店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【清明|玄鳥至】
■二十四節気
清明 せいめい
万物が清く明るく生き生きと見える
■日付
4/5~9頃
■七十二候
玄鳥至
げんちょういたる
ツバメが南から飛来する
🌸清明の候「つばめ来たる」|春の空と和菓子の時間
春の暖かさが本格的になり、空気も清らかに澄んでくる季節、清明(せいめい)。
七十二候では「玄鳥至(つばめきたる)」と呼ばれ、南からツバメが日本に帰ってくる時期です。
小さな命が躍動し始めるこの季節、和菓子もまた、春の彩りを添えてくれます。
杵屋では、春限定の和菓子や人気の「千年杉」など、季節の移ろいを感じられるお菓子をご用意しております。
お花見のおともに、ご挨拶の手土産に、春のひとときをぜひ和菓子とともに。
📍店頭でも春の和菓子をご覧いただけます。
兵庫県姫路市二階町95(本店)二四節気七二候【春分|雷乃発声】
■二十四節気
春分 しゅんぶん
立春から始まる春の中間点
■日付
3/31~4/4頃
■七十二候
雷乃発声
らいすなわちこえをはっす
春の雷が鳴り始める
七十二候の一つ「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」は、
春分の頃に雷が鳴り始める時期を指します。
この時期、地面に落ちた椿の花が雨に濡れ、鮮やかさを増す情景が詩に詠まれています。
また、中国の古典『説文解字』では、龍が春分に天に昇り、秋分に淵に潜むとされ、
これは雷や雨の象徴とされています。
このように、春の雷は自然界の変化や生命の躍動を感じさせる現象として捉えられています。
二四節気七二候【春分|桜始開】
■二十四節気
春分 しゅんぶん
立春から始まる春の中間点
■日付
3/26~30頃
■七十二候
桜始開
さくらはじめてひらく
桜の花が咲き始める
桜は、つぼみが開きかけたあと寒の戻りを経て満開を迎え、咲いている間には必ず雨が降るという巡りをたどります。
桜には100種以上の自生種と200以上の改良種があり、自然交配や突然変異によって多様な姿を持ちます。能楽『西行桜』では、俗世を嘆く西行の前に桜の精霊が現れ、「無心に咲く花に咎はなし」と諭します。桜は仏法の表れであり、見る者の心次第でその意味が変わるのです。
昼も夜も、桜の下には人々が集い、そぞろ歩きながら花を愛でます。その姿はまさに「桜人(さくらびと)」──今年も互いの無事を祝い、桜とともに春を楽しみましょう。二四節気七二候【春分|雀始巣】
■二十四節気
春分 しゅんぶん
立春から始まる春の中間点
■日付
3/21~25頃
■七十二候
雀始巣
すずめはじめてすくう
スズメが巣をつくり始める
「雀始巣(すずめはじめてすくう)」は、七十二候の一つで、
毎年3月20日から24日頃にあたります。
この時期は、スズメが巣作りを始める頃とされています。
スズメは人家の壁の隙間や瓦の下、交通標識のパイプなどに、
枯れ草や藁、動物の毛などを使って器用に巣を作ります。
人間の生活圏に近い場所に巣を作りますが、警戒心が強いため、人の身長よりも高い位置に巣を作ることが多いとされています。
また、他の鳥の古い巣を再利用したり、ツバメの巣を奪って
使うこともあるそうです。巣そのものは目にする機会が少ないものの、エサを運ぶ親鳥の姿や、隙間から聞こえる雛の声から、巣の存在を感じることができます。
「雀の巣」や春に生まれた雛鳥「雀の子」は、春の季語として親しまれています。
二四節気七二候【啓蟄|菜虫化蝶】
■二十四節気
啓蟄 けいちつ
虫が目覚め動き出す
■日付
3/16~20頃
■七十二候
菜虫化蝶
なむしちょうとなる
モンシロチョウの幼虫が羽化する
二四節気七二候【啓蟄|桃始笑】
■二十四節気
啓蟄 けいちつ
虫が目覚め動き出す
■日付
3/11~15頃
■七十二候
桃始笑
ももはじめてわらう
桃の花が咲き始める
二四節気七二候【啓蟄|蟄虫啓戸】
■二十四節気
啓蟄 けいちつ
虫が目覚め動き出す
■日付
3/6~10頃
■七十二候
蟄虫啓戸
ちっちゅうこをひらく
冬ごもりの虫が土から出てくる
二四節気七二候【雨水|草木萌動】
■二十四節気
雨水 うすい
雪や氷が解け、雪に変わり雨が降る
■日付
3/1~5頃
■七十二候
草木萌動
そうもくきざしうごく
草木が芽を吹き始める